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車屋/バイク屋のSNS運用代行とは?依頼できる範囲・費用・選び方

車屋/バイク屋のSNS運用代行とは?依頼できる範囲・費用・選び方

「SNSをやったほうがいいのは分かっている。でも社内に人がいない」
「運用代行に見積もりを取ったけど、正直、何をしてくれるのかよく分からない」

車屋さん・バイク屋さんから、この2つは本当によく聞きます。SNS運用代行という言葉は同じでも、会社によってやることの範囲がまったく違うので、比較しようがないのが実際のところです。

この記事を書いているのは、株式会社8fectの代表取締役社長の渡邊です。二輪部品商で3年、輸入車専門の販売店で5年、ECとSNS運用・映像制作を売る側の現場でやってきました。今は中古車販売店などの車屋さん・バイク屋さん専門のSNS運用代行として累計40社以上を支援しています。受ける側の事情も、依頼する側の事情も両方見てきた立場から、できるだけ正直に書きます。

この記事では、車屋のSNS運用代行に「何をどこまで頼めるのか」「費用は何にかかっているのか」「どう選べば失敗しないのか」を整理します。最後に、依頼しないほうがいい会社の話も書きます。

結論:SNS運用代行を選ぶときに見るべき5つのこと

先に結論だけお見せします。相見積もりを取るときは、金額より先にこの5つを揃えて比べてください。

  1. 撮影は誰がやるのか(来店するのか、店側が撮って送るのか)
  2. 企画は誰が考えるのか(丸投げできるのか、ネタ出しは店側なのか)
  3. 月に何本、どの媒体に出すのか(本数の内訳が書かれているか)
  4. 何を成果として報告するのか(再生数か、問い合わせ数か、来店時のアンケートの数値か)
  5. その会社は「クルマ・バイク」だけではなく「クルマ・バイク業界」を分かっているか

この5つが曖昧なまま契約すると、ほぼ確実に「思っていたのと違う」が起きます。理由をひとつずつ説明していきます。

車屋のSNS運用代行とは、そもそも何をする仕事か

SNS運用代行と聞くと「投稿を代わりにしてくれる人」というイメージを持たれることが多いのですが、実際の作業量でいうと投稿はいちばん最後の、いちばん短い工程です。

1本の動画が世に出るまでの工程

工程やること一般的な担当
①設計誰に向けて、何のアカウントにするかを決める運用会社+店
②企画お客様の質問から動画テーマを起こす運用会社
③撮影店頭・車両・スタッフを撮る会社により大きく違う
④編集テロップ、尺の調整、サムネイル運用会社
⑤投稿タイトル・概要欄・ハッシュタグを付けて公開運用会社
⑥分析数字を見て次の企画に反映する運用会社

見積もりを比べるときに差が出るのは、ほぼ③の撮影と②の企画です。「月◯本・◯万円」だけ書かれた見積もりは、この2つがどちらの負担になっているかで、実際の手間が何倍も変わります。

「撮影は誰がやるのか」でトラブルになる会社が一番多い

安い運用代行の多くは、店側が撮った素材を送る前提です。これ自体は悪いことではありません。むしろ現場で毎日クルマに触っている人が撮ったほうが、素材としては強いこともあります。

問題は、その前提を聞かないまま契約してしまうことです。「撮ってくれると思っていた」「送ってくれると思っていた」でお互いが止まり、2ヶ月目から投稿が減っていく。これは実際によくある止まり方です。契約前に、撮影の分担だけは必ず文字にしておいてください。

費用は何にかかっているのか

金額の話をする前に、何にコストがかかっているかを開示しておきます。車屋のSNS運用で費用の大半を占めるのは、編集ソフト代でもカメラ代でもなく人の時間です。

  • 撮影の移動と拘束時間:店舗が遠いほど、1本あたりの単価は上がります
  • 企画とリサーチ:競合チャンネルを見て、その店の在庫と客層に合う企画に落とす時間
  • 動画の編集:5分〜のYouTube1本は「およそ1〜2日」、1〜3分のショート動画1本は「およそ半日〜1日」
  • やりとり:確認、修正、権利関係の確認「およそ1週間前後」

つまり「同じ月額でも、撮影に来るかどうか」「ショートだけか、長尺も含むか」で中身はまったく別物になります。極端に安い見積もりが悪いのではなく、安いぶん何を削っているかが書かれていない見積もりが危ないということです。

車屋のSNS運用代行の選び方

「業種を分かっているか」は思っている以上に効く

クルマ・バイクは、業界の常識を知らないと企画が作れない商材です。車検の周期、下取りと買取の違い、輸入車の維持費の実態、整備の流れ、顧客様の本当の悩みや求めてるもの、カスタムの保安基準。ここが分からない運用会社は、どうしても「面白い動画」に逃げます。

そして面白い動画に逃げると、再生数は出るのに問い合わせがゼロ、という状態になります。この構造についてはYouTubeが伸びない会社の共通点5つで詳しく書いています。

報告される数字が「再生数」だけの会社は避ける

月次レポートに再生数とフォロワー数しか載っていない場合、その会社は再生数を伸ばすことを仕事だと定義しています。車屋のゴールは来店数・問い合わせ数・成約数です。契約前に「何を報告してくれますか」と聞いて、答えが再生数だけなら、そこは合いません。

既存の投稿を見て「どこで止まっているか」を言える会社か

すでにアカウントがあるなら、商談の場でそれを見てもらってください。良い運用会社なら、その場で「表示は出ているのにプロフィールに来ていない」「プロフィールまで来ているのに問い合わせ導線がない」など、詰まっている箇所を指摘できます。逆に、既存アカウントを見ずに提案書を出してくる会社は、テンプレートで動いている可能性が高いです。

正直な話、SNS運用代行を頼まないほうがいい会社もあります

自社に不利な話も書いておきます。次のどれかに当てはまる場合、今すぐ外注しても投資が回収できない可能性が高いです。

  • 社内に企画へ返事をする人がいない:企画を送っても返信が来ない状態では、どこに頼んでも止まります
  • 誰も動画に出たくない:在庫の映像だけを流すアカウントは、グーネットやカーセンサーの下位互換になります
  • 3ヶ月で成果を判断すると決めている:クルマは数ヶ月〜数年かけて動く商材です
  • 問い合わせが来ても受ける体制がない:DMや電話に翌日以降しか返せないなら、まずそこを直すほうが早いです

逆に言えば、この4つがクリアできていれば、外注する価値はかなり大きくなります。実際に設計ができている支援先では、YouTubeを見て来店されたお客様について来店後の商談時間が約50%短くなり、月間の平均販売台数が200%を超えた例もあります(8fect調べ/一部の支援先での実績・YouTube視聴経由の来店客についての数値)

依頼前に社内で決めておく3つのこと

  1. 企画に返事をする人と、その期限。社長でなくて構いません。むしろ現場のスタッフさんのほうが回ります
  2. 誰が出るか、いつ撮るか。「毎月第2火曜の午前」のように固定してしまうのが一番強いです
  3. 何をもって成功とするか。再生数ではなく、「動画を見た」と言って来店した人の数で追ってください

この3つが決まっている状態で相談に来られる会社は、初月からスピードがまったく違います。

よくある質問

Q. 撮影に来てもらうことはできますか?

A. 運用会社によります。撮影込みのプランと、店側が撮った素材を編集するプランに分かれているのが一般的です。遠方の場合は、最初の数回だけ撮影に入って撮り方を店側に引き継ぐ、という形もあります。8fectは全国の撮影に対応しており、撮影込みのプランと編集のみのプランからお選びいただけます。

Q. 自社でやるのと外注、どちらがいいですか?

A. 撮影や編集ができるスタッフがいて、その人の時間を週に数時間確保できるなら、内製のほうがコストは合います。ただし多くの車屋さんでは、その担当者が接客や納車、問い合わせ対応に呼ばれて止まります。「担当者が辞めたらアカウントも止まる」というリスクをどう見るかで判断が変わります。

Q. 成果が出るまでどのくらいかかりますか?

A. 期間よりも本数で考えてください。週1本を半年続けて約26本。ここまで来ると、伸びる企画と伸びない企画の傾向が数字で見えてきます。半年で10本しか出していないなら、それは半年やったのではなく10本やっただけです。

まとめ

  • SNS運用代行は「投稿の代行」ではなく、設計・企画・撮影・編集・投稿・分析の6工程。差が出るのは撮影と企画
  • 費用の大半は人の時間。安い見積もりが悪いのではなく、何を削っているか書かれていない見積もりが危ない
  • 選ぶときは、業種理解・報告する数字・既存アカウントを見て指摘できるかの3点を見る
  • 社内に返事をする人がいない、誰も出たくない状態なら、外注しても止まる

そもそもなぜ車屋にSNSが必要なのかという前提は、車屋にSNS運用が必要な4つの理由にまとめています。あわせて読んでみてください。

車屋・バイク屋専門のSNS運用代行・映像制作なら8fect

株式会社8fectは、車屋さん・バイク屋さん・関連事業者に特化したYouTube・Instagram運用代行と映像制作を行っています。元二輪部品商・元輸入車専門店スタッフとして10年以上現場にいた代表が、「バズ」ではなく来店・問い合わせ・売上につながる設計から一緒に考えます。

「うちは外注したほうがいいのか」という判断の段階からのご相談も歓迎です。8fectのSNS運用代行は月額10万円〜が目安です(詳細は公式LINEで)。実績・サービス内容も公式LINEからご確認いただけます。

この記事を書いた人

渡邊 大地(わたなべ だいち)/株式会社8fect 代表取締役

二輪部品商で3年、輸入車専門販売店で5年。EC立ち上げ、SNS運用、映像制作を売る側の現場で担当してきました。2026年1月に独立し、いまは中古車販売店などの車屋さん・バイク屋さんだけに特化して、YouTube・Instagramの運用代行と映像制作をしています(累計40社以上を支援)

大阪自動車青年会議所、近青協情報委員会、滋賀自動車整備振興会などで、車屋・バイク屋向けのSNS運用について講師を務めています。大阪府在住。

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